星の中の君(前編)
最近気温の寒暖差が激しいですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
どうもおはこんばんちわ!
はいぼです。
というかお天道様さ、情緒不安定じゃね?
思春期かな?反抗期?
はたまた残業続きでご乱心?
日頃の労を労う為にみんなで踊りを奉納しようじゃないか。
あ、アカンこれ。
雨乞いと勘違いされて雨降るやつや。
与太話は程々にしておいて、今回ははいぼの恋愛遍歴について。
そこそこの長編なので、読む時は寝る前かめちゃくちゃ暇な時をオススメしますd('∀'*)
また、恋愛や人間関係って人格形成に深く関わっているところもあると思うので、普段絡む方々は、こういう経験あってのはいぼなのか、という認識でいてもらえたらいいかな、と。
以前他の記事で少し触れたが、はいぼはびっくりするくらい恋愛経験が少ない。
初めてまともにお付き合いしたのは27の頃だし、男子校や女子校にでも行かない限り、普通はもうちょっと経験があってもいいとは思うが、高校は工業高校、職場も技術系が多かったのもあって色恋からはかなり縁遠かった。
わざとそういう環境に身を置いていた、というのもあるがそれはまた別のお話。
幼稚園の頃、両親の仕事の事情で来日し卒園までのわずか半年弱しかいなかったスペイン人のビビアンちゃん。
当時は見てるだけで、ジェスチャーを交えながらも少しでも話せたらそれで嬉しかったくらいしか記憶に残っていなかったので、個人的にはこの子を好きだった子にカウントするかどうかは迷ったが、今思うと好きだったのかなという気持ちが少しでもある時点で1人目。
はいぼが外国人ともっと話せるようになりたいと思ったのはちょうどこの頃だった。
あの時もっと話せてれば。。。ってね。
この時先生方が異文化交流の一環でスペインの伝統民謡『Macarena(マカレナ)』に合わせて踊ったのはいい思い出。
そして時は流れて中2。
2人目は小5の頃に転校してきてそのまま同じ中学に入学したユカちゃんだった。
この時に初めて好きという感情を覚えた。
近くを通るだけで、何気無い世間話の度にふと見せてくれる笑顔、その一つ一つで胸が締め付けられてどうにもならなくなる。
それを紛らわそうと当時所属していた陸上部での活動中ひたすら筋トレと走り込みに明け暮れる日も多かった。
そんなはいぼが気持ちを伝えようと思ったのは中2の秋口、校内が運動会の準備一色に染まっていた頃だった。
ここで漫画やアニメだったら『今度の試合で勝ったら俺と付き合ってほしい』とかいう風になるんだろうが、当然そんな事を思う余裕も無くw
そして何を血迷ったか普通に便箋にしたためるラブレターでは味気ないと思い、当時流行っていた映画の真似をしてカセットテープに声を吹き込んで渡した。
明日部活が終わったら南門で待っててほしい。OKなら貼ってるラベルに○って書いて机に入れておいて、と。
そしてお昼休みが終わる頃には○の書かれたカセットテープが机の上に置いてあった。
夕方、色んな部活が練習を終えて家路につく。
その中で独り校門に寄りかかって待つこと約10分、グラウンドの照明が消えた中を小走りで近づいてくる人陰。ユカちゃんだった。
告白のこの字も知らないし練習なんてする時間も余裕も無いまま呼び出したもんだから、一緒に歩き出すも沈黙が続く。
20分ほど歩き、分かれ道まであと少しというところで緊張と闘いながらもやっと言葉を捻り出す。
『転校してきた時からずっと好きでした!良かったら。。。俺と付き合ってもらえませんか?』
『ごめんね。』
3年越しに出した勇気を打ち砕いた言葉は俯きながら放たれた、たったの4文字だった。
言われてすぐはフラれた実感が湧かなかったのと余計な感情は出すまいという見栄で何も無かったが、帰って肩まで湯船に浸かり全身が温まって血の巡りが良くなってくると段々自分が言われた言葉とあの場のシチュエーションがフラッシュバックし始め、3巡目辺りでグッと強烈に何かがこみ上げてきて、それに絞り出されたかのように一気に涙が出てきた。
運動会前の大勝負はこうして幕を閉じた。。。かのように思われたが、実はこれで終わりではなかった。
次回、はいぼは1度目の精神崩壊を迎えます。
Coming soon...
そして今日も今日とてデザートまでしっかり頂くという、節制の二文字が一向に浮かび上がる気配の無いはいぼです。
写真はチキンスパイシーカレー、ハロウィン限定メニューの一つ、ペルセフォネ、チーズケーキ、ウインナーコーヒー。
我ながら毎回よく食うよなぁ。。。と( ̄▽ ̄;)
魔人ブウにはなりたくないなぁ。。。
今回はここまで。
長々とお付き合い頂きありがとうございましたm(*_ _)m
次回もよろしやす!
はいぼ